正答4
解説
正解は4です。
システム監査人は、監査報告書に、監査で発見した問題点(指摘事項)と、それに対する改善勧告を記載します。
改善勧告は、十分な監査証拠に基づき、監査人が独立した立場で判断して記載するものです。
【選択肢別解説】
1:× 改善勧告は、被監査部門が実行できる具体的な内容でなければ効果がありません。
実現可能性を考慮せずに記載するのは適切ではありません。
2:× 監査人の判断は、十分かつ適切な監査証拠に裏付けられている必要があります。
証拠による裏付けのない事項を改善勧告として記載してはいけません。
3:× 改善勧告は監査人が独立した立場で判断するものであり、被監査部門の責任者の承認を条件とすると独立性が損なわれます。
承認された事項だけを記載するのは誤りです。
4:○ 監査人は、調査結果に事実の誤認がないことを被監査部門に確認します。
そのうえで、改善の必要があると自ら判断した事項を記載するのが適切です。
【ポイント】
被監査部門に確認するのは「事実関係」であり、改善勧告の「内容への承認」ではありません。
監査人の独立性と、監査証拠に基づく判断の2点が押さえどころです。