取引履歴などのデータとハッシュ値の組みを順次つなげて記録した分散型台帳を,ネットワーク上の多数のコンピュータで同期して保有し,管理することによって,一部の台帳で取引データが改ざんされても,取引データの完全性と可用性が確保されることを特徴とする技術はどれか。
正答4
解説
正解は4です。
この問題は、ハッシュ値でつないだ取引データの台帳を、多数のコンピュータで共有・管理する技術を問うています。
【選択肢別解説】
1:× MAC(Message Authentication Code、メッセージ認証コード)は、共通鍵を使ってメッセージから算出する値で、改ざんの検知と送信者の確認に使います。
台帳を分散して管理する技術ではありません。
2:× XML署名は、XML文書の全体や一部にディジタル署名を付ける技術です。
文書の改ざん検知と署名者の確認に使うもので、分散型台帳ではありません。
3:× ニューラルネットワークは、人間の脳の神経回路をまねた数理モデルで、機械学習に使われます。
取引データの記録や管理とは関係がありません。
4:○ ブロックチェーンは、取引データのまとまり(ブロック)に直前のブロックのハッシュ値を含めて鎖のようにつなぎ、その台帳を多数のコンピュータで同期して保有する技術です。
一部の台帳を改ざんしても、ハッシュ値の整合性が崩れて他のコンピュータの台帳と食い違うため、改ざんが困難です。
【ポイント】
ブロックチェーンは、暗号資産(仮想通貨)の基盤技術として登場しました。
特定の管理者に依存せずに、データの完全性と可用性を確保できる点が特徴です。