正答1
解説
正解は1です。
この問題は、情報システムの「可監査性」の意味を問うています。
可監査性とは、情報システムが監査を受けられるように作られている性質のことです。
【選択肢別解説】
1:○ 可監査性は、コントロールの有効性を監査できるように、情報システムが設計・運用されていることです。
例えば、処理の記録(ログ)が残され、後から処理の正しさを追跡して確認できることなどが求められます。
2:× システム監査人が監査の目的に合った有効な手続を行える能力をもっていることは、監査人の専門的能力の説明です。
情報システムの性質である可監査性とは異なります。
3:× 監査証拠の十分性と監査報告書の完成度は、監査の品質に関する事項です。
情報システムが監査可能な状態にあるかという可監査性とは異なります。
4:× 情報システム部門の積極的な協力が得られることは、監査を円滑に進めるための条件ですが、システム自体の性質ではありません。
可監査性は、システムの設計と運用によって確保されるものです。
【ポイント】
可監査性を高めるには、処理の過程を後から追跡できる監査証跡(オーディットトレイル)を残すことが重要です。
可監査性は、監査人ではなく情報システムの側が備えるべき性質です。