クラウドサービスの導入検討プロセスに対するシステム監査において,クラウドサービス上に保存されている情報の消失の予防に関するチェックポイントとして,最も適切なものはどれか。
正答3
解説
正解は3です。
クラウドサービスに保存した情報の消失を予防する観点で、監査で確認すべき点を選びます。
利用者が直接管理できないクラウドでは、事業者の撤退やサービスの終了がデータ消失の大きなリスクになります。
【選択肢別解説】
1:× IDの一元管理は、利用者の認証やアクセス管理を効率化するための検討事項です。
保存した情報の消失の予防とは関係が薄い観点です。
2:× 最大許容停止時間は、障害時にサービスが使えない期間をどこまで許すかという可用性の検討事項です。
情報そのものの消失の予防とは観点が異なります。
3:○ 事業者が信頼でき、事業やサービスが継続して提供されるかを検討しているかを確かめます。
事業者が撤退すれば保存していた情報を失うおそれがあるため、消失の予防に直結します。
4:× 事業者施設内のネットワークの暗号化は、通信内容の盗聴を防ぐ機密性の検討事項です。
情報の消失の予防とは観点が異なります。
【ポイント】
クラウドの監査では、機密性、可用性、事業者の継続性など、リスクの種類ごとにチェックポイントを整理します。
情報の消失に備えるには、データの返却方法やバックアップの取得方法も契約で確認します。