IPv4ネットワークにおいて,IPアドレスを付与されていないPCがDHCPサーバを利用してネットワーク設定を行う際,最初にDHCPDISCOVERメッセージをブロードキャストする。
このメッセージの送信元IPアドレスと宛先IPアドレスの適切な組合せはどれか。
ここで,このPCにはDHCPサーバからIPアドレス192.168.10.24が付与されるものとする。
〔選択肢の構成〕
送信元IPアドレス|宛先IPアドレス
正答2
解説
正解は2です。
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)は、PCにIPアドレスなどのネットワーク設定を自動で割り当てるプロトコルです。
DHCPDISCOVERは、PCがDHCPサーバを探すために最初に送るメッセージです。
この時点のPCはIPアドレスをもっておらず、DHCPサーバのアドレスも知りません。
【選択肢別解説】
1:× 宛先の0.0.0.0は、通信相手を表すアドレスとしては使えません。
ネットワーク内の全員に届けるには、宛先をブロードキャストアドレスにする必要があります。
2:○ IPアドレスが未割当てなので、送信元には「自分のアドレスがない」ことを表す0.0.0.0を使います。
宛先には、同じネットワークの全ノードに届くブロードキャストアドレス255.255.255.255を使います。
3:× 192.168.10.24は、この後のやり取りでDHCPサーバから割り当てられるアドレスです。
DHCPDISCOVERを送る時点では、まだ使えません。
4:× 送信元と宛先が逆になっています。
255.255.255.255は宛先として使うブロードキャストアドレスで、送信元には使いません。
【ポイント】
DHCPのやり取りは、DISCOVER、OFFER、REQUEST、ACKの順で進みます。
PCが割り当てられたIPアドレスを使えるようになるのは、最後のACKを受け取ってからです。