Webシステムにおいて,セッションの乗っ取りの機会を減らすために,利用者のログアウト時にWebサーバ又はWebブラウザにおいて行うべき処理はどれか。
ここで,利用者は自分専用のPCにおいて,Webブラウザを利用しているものとする。
正答2
解説
正解は2です。
セッションの乗っ取りは、他人のセッションIDを盗んで、その利用者になりすます攻撃です。
ログアウト後も同じセッションIDが使えると、盗まれたIDで不正にアクセスされるおそれがあります。
【選択肢別解説】
1:× WebサーバでセッションIDを保存するだけでは、IDは有効なままです。
盗まれたIDによる乗っ取りの機会は減りません。
2:○ ログアウト時にWebサーバ側でセッションIDを無効にすれば、そのIDはもう使えなくなります。
たとえIDが盗まれていても再利用できないので、乗っ取りの機会を減らせます。
3:× キャッシュしたWebページをクリアすると、共用PCで他人に閲覧される危険は減らせます。
しかし、自分専用のPCでは効果が小さく、セッションIDが有効なままなので乗っ取りは防げません。
4:× WebブラウザにセッションIDを保存しても、IDは有効なままです。
むしろ保存した情報が盗まれる危険が増えます。
【ポイント】
セッションIDはログアウト時に無効化し、ログイン成功時には新しいIDを発行し直すことが基本です。
後者はセッション固定攻撃の対策になります。