正答4
解説
正解は4です。
VLIW(Very Long Instruction Word)は、同時に実行できる複数の動作を、コンパイラがあらかじめ一つの長い命令語にまとめておく方式です。
実行時にハードウェアが並列性を調べる必要がないので、回路を単純にしたまま高速化できます。
【選択肢別解説】
1:× CISC(Complex Instruction Set Computer)は、複雑で多機能な命令を多数そろえる命令セットの設計方針です。
コンパイル時に複数の動作を一つの命令にまとめる方式ではありません。
2:× MIMD(Multiple Instruction stream, Multiple Data stream)は、複数のプロセッサがそれぞれ別の命令で別のデータを処理する並列処理の分類です。
フリンの分類の一つであり、複合命令を作る方式ではありません。
3:× RISC(Reduced Instruction Set Computer)は、単純な固定長の命令に絞り、パイプラインで高速に実行する設計方針です。
複数の動作を一つの命令にまとめる考え方とは異なります。
4:○ コンパイルの段階で同時実行可能な動作を一つの複合命令にまとめて高速化するのは、VLIWの説明そのものです。
【ポイント】
VLIWは並列化をコンパイラが担い、スーパスカラは並列化を実行時にハードウェアが担うと対比して覚えましょう。
フリンの分類(SISD、SIMD、MISD、MIMD)もあわせて押さえておくと安心です。