正答2
解説
正解は2です。
実効メモリアクセス時間は、キャッシュにデータがある場合(ヒット)とない場合の時間を、それぞれの確率で重み付けして求めます。
主記憶のアクセス時間を1とおくと、キャッシュのアクセス時間は1/30です。
【計算】
実効アクセス時間=ヒット率×キャッシュのアクセス時間+(1−ヒット率)×主記憶のアクセス時間です。
数値を代入すると、0.95×(1/30)+(1−0.95)×1です。
これは約0.0317+0.05です。
合計は約0.0817となり、主記憶のアクセス時間の約0.08倍です。
【選択肢別解説】
1:× 0.03は、キャッシュのアクセス時間1/30(約0.033)だけを見た値です。
ミスしたときの主記憶へのアクセス時間が加味されていません。
2:○ 計算のとおり、実効アクセス時間は主記憶のアクセス時間の約0.08倍です。
3:× 0.37は、上の式で求めた値と一致しません。
ヒット率95%のときの実効アクセス時間は約0.08倍です。
4:× 0.95はヒット率そのものであり、アクセス時間の倍率ではありません。
【ポイント】
実効アクセス時間の式は、ヒットとミスの重み付け平均として理解しておきましょう。
ミスのときに「キャッシュを調べてから主記憶へ行く」などの条件が付く場合は式が変わるので、問題文の条件を必ず確認します。