正答3
解説
正解は3です。
MOS(Metal-Oxide-Semiconductor)トランジスタは、名前のとおり金属、酸化物、半導体を重ねた構造をもつトランジスタです。
ゲートの電圧で電流を制御し、集積回路の基本素子として広く使われています。
【選択肢別解説】
1:× pn接合で電子と正孔が再結合するときに光を出す性質を利用するのは、発光ダイオード(LED)の説明です。
MOSトランジスタの説明ではありません。
2:× pn接合部に光が当たると電流が発生する性質を利用するのは、フォトダイオードの説明です。
光センサーや太陽電池に使われる素子で、MOSトランジスタではありません。
3:○ MOSトランジスタは、金属(ゲート電極)と半導体の間に、酸化物の絶縁体(二酸化シリコンなど)を挟んだ構造が特徴です。
これが名前の由来であり、適切な説明です。
4:× 逆方向電圧を一定以上かけると電流だけが増えて電圧がほぼ一定に保たれる特性をもつのは、ツェナーダイオードの説明です。
定電圧回路に使われる素子です。
【ポイント】
MOSトランジスタのうち、nMOSとpMOSを組み合わせた回路をCMOS(Complementary MOS)といい、消費電力が小さいことが特徴です。
LEDは発光、フォトダイオードは受光、ツェナーダイオードは定電圧と、ダイオードの用途もあわせて整理します。