クリティカルチェーン法に基づいてスケジュールネットワーク上にバッファを設ける。
クリティカルチェーン上にないアクティビティが遅延してもクリティカルチェーン上のアクティビティに影響しないように,クリティカルチェーンにつながっていくアクティビティの直後に設けるバッファはどれか。
正答1
解説
正解は1です。
クリティカルチェーン法は、各作業の見積りに含まれる余裕をまとめて、特定の場所にバッファ(緩衝の期間)として置く日程管理の手法です。
バッファには置く場所に応じて名前があります。
【選択肢別解説】
1:○ 合流バッファは、クリティカルチェーン上にない作業の流れが、クリティカルチェーンに合流する直前に設けるバッファです。
合流する側の作業が遅れても、このバッファで吸収してクリティカルチェーンへの影響を防ぎます。
2:× 資源バッファは、クリティカルチェーン上の作業に必要な人や設備が、必要なときに確実にそろうようにするためのものです。
合流する作業の遅れを吸収するバッファではありません。
3:× フレームバッファは、画面に表示する画像のデータを一時的に保持するメモリのことです。
クリティカルチェーン法の用語ではありません。
4:× プロジェクトバッファは、クリティカルチェーンの最後、つまりプロジェクトの終了直前に設けるバッファです。
クリティカルチェーン全体の遅れを吸収するためのものです。
【ポイント】
クリティカルチェーンの末尾に置くのがプロジェクトバッファ、合流点の直前に置くのが合流バッファです。
クリティカルチェーンは、作業の順序だけでなく資源の競合も考慮した最長の経路です。