過去のプロジェクトの開発実績に基づいて構築した作業配分モデルがある。
システム要件定義からシステム内部設計までをモデルどおりに進めて228日で完了し,プログラム開発を開始した。
現在,200本のプログラムのうち100本のプログラムの開発を完了し,残りの100本は未着手の状況である。
プログラム開発以降もモデルどおりに進捗すると仮定するとき,プロジェクトの完了まで,あと何日掛かるか。
ここで,プログラムの開発に掛かる工数及び期間は,全てのプログラムで同一であるものとする。
〔作業配分モデル〕
|システム要件定義|システム外部設計|システム内部設計|プログラム開発|システム結合|システムテスト/工数比|0.17|0.21|0.16|0.16|0.11|0.19/期間比|0.25|0.21|0.11|0.11|0.11|0.21
正答2
解説
正解は2です。
作業配分モデルの期間比を使って、まずプロジェクト全体の期間を求めます。
そのうえで、プログラム開発の残り半分と、それ以降の工程の期間を足します。
【計算】
システム要件定義からシステム内部設計までの期間比は、0.25+0.21+0.11=0.57です。
これが228日に当たるので、全体の期間は228÷0.57=400日です。
プログラム開発の期間は、400×0.11=44日です。
200本のうち100本が完了しているので、残りは半分の44÷2=22日です。
システム結合とシステムテストの期間は、400×(0.11+0.21)=128日です。
残りの日数は、22+128=150日です。
【選択肢別解説】
1:× 140日は、上の計算結果と一致しません。
全体の期間を400日として、残りの各工程の日数を正しく足し合わせると150日になります。
2:○ 上の計算のとおり、残りは150日です。
3:× 161日は、上の計算結果と一致しません。
残りの日数は、プログラム開発の残り22日と、結合・テストの128日の合計です。
4:× 172日は、プログラム開発以降の期間400×0.43をすべて残りとした値です。
完了済みの100本分の22日が差し引かれていません。
【ポイント】
期間の問題では期間比を、工数(作業量)の問題では工数比を使います。
進捗の割合は、全てのプログラムが同じ期間という条件から、本数の割合で求められます。