正答4
解説
正解は4です。
DMA(Direct Memory Access)は、CPU(MPU)を介さずに、メモリと入出力装置などの間で直接データを転送する方式です。
その制御を行う専用回路がDMAコントローラー(DMAC)です。
【選択肢別解説】
1:× 積和演算を高速に行うのは、DSP(Digital Signal Processor)です。
音声や画像などの信号処理に特化したプロセッサで、DMAコントローラーの役割ではありません。
2:× 仮想メモリやメモリ保護などのメモリ管理機能を提供するのは、MMU(Memory Management Unit)です。
論理アドレスを物理アドレスに変換する装置で、データ転送装置ではありません。
3:× クロックに合わせてカウントし、時間の経過を保持するのはタイマー(タイマカウンタ)です。
一定時間ごとの割込みなどに使われ、DMAとは別の機能です。
4:○ DMAコントローラーは、メモリと入出力装置、又はメモリとメモリの間の転送をMPUに代わって行います。
MPUは転送中も別の処理を進められるので、システム全体の処理効率が上がります。
【ポイント】
DSPは演算、MMUはメモリ管理、DMACはデータ転送、タイマーは時間計測と、役割を対にして覚えましょう。
DMA転送が終わると、DMAコントローラーは割込みでMPUに完了を知らせます。