次のルーティングテーブルをもつルータが宛先IPアドレス192.168.1.1のパケットを受信したとき,選択されるネクストホップはどれか。
ここで,宛先IPアドレスの条件を満たす宛先ネットワークが複数あるときは,それらのうちで,サブネットマスクが最も長い宛先ネットワークのネクストホップを選択する。
表/宛先ネットワーク|ネクストホップ/0.0.0.0/0|10.1.0.1/192.168.0.0/16|10.1.0.2/192.168.1.0/24|10.1.0.3/192.168.1.0/26|10.1.0.4
正答4
解説
正解は4です。
ルータは、宛先IPアドレスに一致する宛先ネットワークのうち、サブネットマスクが最も長いものを選びます。
これをロンゲストマッチ(最長一致)といいます。
各宛先ネットワークが192.168.1.1を含むかどうかを確認します。
【計算】
0.0.0.0/0はデフォルトルートで、すべてのアドレスに一致します。
192.168.0.0/16は、192.168.0.0から192.168.255.255までを含むので一致します。
192.168.1.0/24は、192.168.1.0から192.168.1.255までを含むので一致します。
192.168.1.0/26は、192.168.1.0から192.168.1.63までを含むので一致します。
一致する中で最も長いのは/26で、そのネクストホップは10.1.0.4です。
【選択肢別解説】
1:× 10.1.0.1はデフォルトルート(0.0.0.0/0)のネクストホップです。
デフォルトルートは、ほかに一致する経路がないときだけ使われます。
2:× 10.1.0.2は192.168.0.0/16のネクストホップです。
一致はしますが、より長い/24や/26の経路があるので選ばれません。
3:× 10.1.0.3は192.168.1.0/24のネクストホップです。
一致はしますが、さらに長い/26の経路があるので選ばれません。
4:○ 192.168.1.0/26は192.168.1.0から192.168.1.63までを含み、192.168.1.1に一致する中で最も長いプレフィックスです。
そのため、ネクストホップ10.1.0.4が選ばれます。
【ポイント】
/26はネットワーク部が26ビットで、ホスト部6ビットの64アドレス分の範囲になります。
プレフィックスが長いほど範囲が狭く、より具体的な経路として優先されます。