正答1
解説
正解は1です。
Danielsらの徒手筋力テストでは、腓腹筋(足関節底屈)を立位での片脚の踵上げで検査します。
底屈が弱いとき、ほかの底屈作用をもつ筋が代わりに働く代償運動が起こります。
【選択肢別解説】
1:○ 後脛骨筋は下腿後面の深層にあり、足関節の底屈と足部の内がえしに作用します。
腓腹筋が弱いと、後脛骨筋が働いて内がえしを伴う底屈で代償します。
2:× 前脛骨筋は足関節の背屈と内がえしに作用する筋です。
底屈の代償にはなりません。
3:× 長母指伸筋は母趾の伸展と足関節の背屈に作用する筋です。
底屈の代償にはなりません。
4:× 長指伸筋は第2〜5趾の伸展と足関節の背屈に作用する筋です。
底屈の代償にはなりません。
5:× 母指外転筋は足底の内在筋で、母趾の外転と屈曲に作用します。
足関節をまたがないため、足関節の底屈には作用しません。
【ポイント】
足関節底屈の代償筋には、後脛骨筋・長腓骨筋・短腓骨筋・長母指屈筋・長指屈筋があります。
代償を見抜くには、内がえし・外がえしや足趾の屈曲が同時に起きていないかを観察します。