正答3
解説
正解は3です。
変形性関節症は、関節軟骨の変性と摩耗から始まり、骨棘の形成や関節の変形へ進む疾患です。
明らかな原因のない一次性と、ほかの疾患に続いて起こる二次性に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 変形性関節症は加齢とともに増え、中高年に好発します。
若年者に好発するのではありません。
2:× 変形性関節症は、関節軟骨の変性から始まります。
滑膜炎は軟骨の摩耗で生じた破片などによる二次的な変化です。
滑膜炎から軟骨が壊れていくのは関節リウマチです。
3:○ 我が国の変形性股関節症は、臼蓋形成不全や発育性股関節形成不全に続いて起こる二次性のものが多くを占めます。
4:× 変形性膝関節症の有病率は、男性より女性の方が高いです。
5:× 変形性関節症の発症には、加齢・肥満・関節への負担に加え、遺伝的な素因も関わることが知られています。
【ポイント】
変形性膝関節症は一次性が多く女性に多い、変形性股関節症は臼蓋形成不全による二次性が多いと整理します。
関節リウマチは滑膜炎から始まる点が変形性関節症との違いです。