正答5
解説
正解は5です。
心拍出量は、心臓に戻ってくる血液の量(静脈還流量)に大きく左右されます。
上半身を起こすと、重力で血液が下肢にたまり、静脈還流量が減ります。
【選択肢別解説】
1:× 背臥位では心臓と下肢がほぼ同じ高さになり、静脈還流量が保たれます。
心拍出量は比較的大きい体位です。
2:× 腹臥位も水平な体位で、静脈還流量は保たれます。
3:× 右側臥位も水平な体位で、重力による静脈還流の減少は起こりにくいです。
4:× 左側臥位も水平な体位で、心拍出量は大きく減りません。
5:○ リクライニング位では上半身が起き、血液が腹部や下肢にたまりやすくなります。
静脈還流量が減って1回拍出量が低下するため、選択肢の中で心拍出量が最も小さくなります。
【ポイント】
臥位から座位・立位へと体を起こすほど、静脈還流量と1回拍出量は減少します。
起立性低血圧が起こるのも同じ仕組みです。