脳卒中右片麻痺の麻痺側運動機能について Brunnstrom 法ステージの検査を行ったところ、図に示す段階までの運動が可能であった。
評価の組合せで正しいのはどれか。
正答5
解説
正解は5です。
Brunnstrom法ステージで、図の動作がどの段階に当たるかを上肢・手指・下肢ごとに判断します。
ステージⅣは共同運動から部分的に分離した段階、Ⅴは分離運動がさらに進んだ段階です。
【選択肢別解説】
1:× 上肢・手指・下肢とも、図の動作はⅣより上の段階です。
2:× 上肢と下肢の判定がⅣで、図の動作より低く評価しています。
3:× 上肢と手指の判定がⅣで、図の動作より低く評価しています。
4:× 下肢の判定がⅣで誤りです。
図の下肢は立位で股関節伸展位のまま膝を屈曲しており、Ⅴの課題です。
5:○ 上肢は肘伸展位のまま上肢を横水平位まで挙上しており、ステージⅤです。
手指は母指と示指の指腹を向かい合わせる対向つまみで、ステージⅤです。
下肢は立位で股関節伸展位のまま膝を屈曲でき、ステージⅤです。
【ポイント】
上肢Ⅳは「手を腰の後ろへ回す・前方水平挙上・肘90°で回内外」です。
手指Ⅳは横つまみ、下肢Ⅳは座位での膝90°以上の屈曲と踵接地での背屈です。
Ⅴは同じ課題を、より分離した肢位(肘伸展位・立位)で行える段階です。