正答3
解説
正解は3です。
この問題はみられにくいものを選ぶので、○ が答え(みられにくい症状)です。
Guillain-Barré症候群は、感染後に起こる自己免疫性の末梢神経障害です。
運動麻痺が主体で、脳神経・自律神経・呼吸筋も障害されることがあります。
【選択肢別解説】
1:× 舌咽神経や迷走神経が障害されると球麻痺が起こり、嚥下障害による誤嚥がみられます。
2:× 神経根の炎症により、筋痛や運動時の痛みを訴えることが多い疾患です。
運動療法では、痛みや過用に注意して負荷を調整します。
3:○ Guillain-Barré症候群の感覚障害は、手袋・靴下型のしびれや深部感覚の低下が中心です。
感覚障害は軽いことが多く、温痛覚が完全に失われることはまれです。
4:× 自律神経が障害されると、起立性低血圧や不整脈、発汗異常などが起こります。
離床の際には血圧の変動に注意が必要です。
5:× 横隔膜や肋間筋などの呼吸筋が麻痺すると、肺活量が低下して拘束性換気障害となります。
重症例では人工呼吸器管理が必要になります。
【ポイント】
Guillain-Barré症候群は、運動優位・左右対称・深部腱反射消失・脳脊髄液の蛋白細胞解離が特徴です。
回復期には、過用性筋力低下を避けた段階的な運動療法を行います。