正答4
解説
正解は4です。
運動学習は、言葉や手本で運動を理解する段階から始まります。
その後、試行錯誤で誤りを修正し、反復によって意識しなくてもできる段階へ進みます。
意識しなくても再生できる「手続き記憶」に変わるのは、正しい運動を繰り返す段階です。
【選択肢別解説】
1:× 運動パターンを言葉で教示している段階は、運動を頭で理解する認知段階です。
ここで得られる知識は言葉で説明できる宣言的記憶で、手続き記憶ではありません。
2:× 課題を示して説明している段階も、運動の目的や方法を理解する認知段階です。
まだ運動が身体に定着しているわけではありません。
3:× 試行錯誤している段階は、誤りに気づいて修正していく連合段階です。
動きは安定しておらず、手続き記憶として定着する前の段階です。
4:○ 正しい運動パターンを反復練習すると、運動は徐々に自動化されていきます。
この段階で、意識せずに再生できる手続き記憶へ変換されます。
5:× 実際の生活環境での実践は、身につけた運動を別の場面へ応用する段階です。
手続き記憶へ変換されたあとに、汎化や転移を確かめる段階に当たります。
【ポイント】
運動学習は、認知段階・連合段階・自動化段階の3段階で説明されます(Fittsの3段階)。
自転車の乗り方のように、言葉で説明しにくい記憶が手続き記憶です。