正答2
解説
正解は2です。
体温は、熱をつくる熱産生と、熱を逃がす熱放散のバランスで保たれています。
その調節の中枢と、影響する因子を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 甲状腺ホルモンは全身の細胞の代謝を高め、熱産生を増加させます。
甲状腺機能亢進症で暑がりになるのはこのためです。
2:○ 寒いときは皮膚の末梢血管が収縮し、皮膚を流れる血液が減ります。
体表から逃げる熱が少なくなり、熱放散が低下します。
3:× 体温調節中枢は、間脳の視床下部にあります。
小脳は運動の協調に関わる部位で、体温調節の中枢ではありません。
4:× 食物を摂取すると、消化・吸収に伴って熱産生が増えます。
これを食事誘発性熱産生といい、体温は低下ではなく上昇します。
5:× 体温には日内変動があり、夜間の睡眠中に低下します。
早朝に最も低く、夕方に最も高くなります。
【ポイント】
熱産生は筋活動・ふるえ・代謝の亢進、熱放散は皮膚血管拡張と発汗が中心です。
体温の日内変動は通常1℃以内です。