正答4
解説
正解は4です。
胆汁は肝臓でつくられ、胆嚢で濃縮・貯蔵されて、食事に合わせて十二指腸へ出される消化液です。
胆汁酸が脂肪を乳化して、脂肪の消化と吸収を助けます。
【選択肢別解説】
1:× 胆汁は重炭酸イオンを含み、pHは弱アルカリ性です。
酸性ではありません。
2:× 胆汁には消化酵素が含まれません。
胆汁酸が脂肪を細かい粒にする乳化作用で、膵液のリパーゼの働きを助けます。
3:× 胆汁は肝細胞で生成・分泌されます。
分泌された胆汁は毛細胆管に入り、胆管へと流れていきます。
4:○ 胆汁は肝管・胆嚢管を経て総胆管を通ります。
総胆管は膵管と合流し、十二指腸の大十二指腸乳頭(Vater乳頭)から小腸内へ排出されます。
5:× 胆汁酸の大半は、小腸の終わりである回腸末端で再吸収されます。
門脈を通って肝臓へ戻り再利用される仕組みを、腸肝循環といいます。
【ポイント】
胆汁は消化酵素を含まない消化液という点が、ほかの消化液と異なります。
胆汁の流れが止まると、黄疸や脂肪便、脂溶性ビタミンの吸収障害が起こります。