正答4
解説
正解は4です。
椎間孔圧迫試験は、頸部を動かして椎間孔を狭め、神経根症状が誘発されるかをみる検査です。
頸椎症性神経根症や頸椎椎間板ヘルニアの評価に用います。
【選択肢別解説】
1:× Adson テストは、頸部を患側へ回旋・伸展させて深呼吸させ、橈骨動脈の拍動をみる検査です。
斜角筋による圧迫を調べる胸郭出口症候群の検査です。
2:× Allen テストは、頸部を反対側に回旋させ、肩を外転・外旋させて橈骨動脈の拍動をみる検査です。
胸郭出口症候群の検査で、手の動脈の開通をみる同名の検査もあります。
3:× Morley テストは、鎖骨上窩の斜角筋部を指で圧迫して痛みや放散痛をみる検査です。
胸郭出口症候群の検査で、椎間孔を圧迫する検査ではありません。
4:○ Spurling テストは、頸部を患側へ側屈・伸展させ、頭部を上から押して椎間孔を狭めます。
上肢に放散痛やしびれが出れば陽性で、神経根の圧迫を示します。
5:× Wright テストは、肩関節を外転・外旋させて橈骨動脈の拍動の減弱をみる検査です。
小胸筋による圧迫を調べる胸郭出口症候群の検査です。
【ポイント】
椎間孔圧迫試験には Spurling テストと Jackson テストがあります。
Adson・Wright・Morley・Allen テストは胸郭出口症候群の検査、とまとめて覚えましょう。