正答4
解説
正解は4です。
スパイログラムの肺気量分画を読み取る問題です。
図では、最大吸気位、安静吸気位、安静呼気位、最大呼気位、そして最大呼気位より下の残気の線が上から順に引かれています。
予備呼気量は、安静呼気位からさらに最大限に吐き出せる気量です。
【選択肢別解説】
1:× ①は最大吸気位から最大呼気位までの幅で、肺活量を表します。
肺活量は予備吸気量・1回換気量・予備呼気量の合計です。
2:× ②は最大吸気位から安静呼気位までの幅で、最大吸気量を表します。
最大吸気量は予備吸気量と1回換気量の合計です。
3:× ③は安静呼気位から、最大呼気後に肺に残る量の下端までの幅で、機能的残気量を表します。
機能的残気量は予備呼気量と残気量の合計です。
4:○ ④は安静呼気位から最大呼気位までの幅です。
安静に息を吐き終えた位置からさらに吐き出せる量なので、予備呼気量にあたります。
5:× ⑤は最大呼気位より下の部分で、残気量を表します。
残気量は最大限に吐き切っても肺に残る量で、スパイロメータでは直接測れません。
【ポイント】
「量(volume)」は単一の区画、「容量(capacity)」は複数の区画の合計と覚えると整理しやすいです。
機能的残気量と残気量は、ガス希釈法などで別に測定します。