正答1
解説
正解は1です。
うっ血性心不全は、心臓のポンプ機能が低下して、肺や全身に血液がうっ滞する状態です。
左心不全では肺うっ血、右心不全では体静脈のうっ血が起こります。
【選択肢別解説】
1:○ 肺うっ血で気道や肺胞に水分がにじみ出るため、咳嗽が生じます。
夜間に横になると悪化しやすいのが特徴です。
2:× 心拍出量が低下するため、皮膚は紅潮ではなく蒼白や冷感、チアノーゼを示しやすくなります。
3:× 頸動脈雑音は、頸動脈の狭窄で血流が乱れたときに聴取されます。
心不全の所見ではありません。
心不全で目立つのは頸静脈の怒張です。
4:× 心胸郭比は50%を超えると心拡大と判定します。
40%は正常範囲で、心不全で心拡大があれば50%を超えます。
5:× 心不全の初期には、体液が貯留して体重が増加します。
体重の急な増加は心不全の悪化の目安になります。
【ポイント】
左心不全は呼吸困難・起坐呼吸・咳嗽、右心不全は頸静脈怒張・下腿浮腫・肝腫大と分けて覚えます。