正答3
解説
正解は3です。
腎臓で尿がつくられる仕組みを問う問題です。
尿は、糸球体での濾過、尿細管での再吸収と分泌、集合管での濃縮を経てつくられます。
【選択肢別解説】
1:× 集合管は、抗利尿ホルモンの作用で水を再吸収し、尿を濃縮する部位です。
尿の希釈は主に Henle 係蹄の上行脚で起こります。
2:× アルブミンなどの血漿蛋白は分子が大きく、糸球体をほとんど通過しません。
健常者の尿には蛋白はほとんど出ません。
3:○ 腎小体は糸球体と Bowman 嚢からなり、ここで血液が濾過されて原尿がつくられます。
4:× 近位尿細管では、アンモニアは再吸収されるのではなく、グルタミンからつくられて尿中へ分泌されます。
近位尿細管で再吸収されるのは、ナトリウム・ブドウ糖・アミノ酸などです。
5:× 抗利尿ホルモン(バソプレシン)は集合管での水の再吸収を増やし、尿量を減らします。
【ポイント】
原尿は1日約150Lつくられ、その約99%が再吸収されて、尿は1日約1.5Lになります。