正答3
解説
正解は3です。
妊娠中は胎盤由来のエストロゲンとプロゲステロンによって乳腺が発達しますが、乳汁の分泌は抑えられています。
分娩で胎盤が娩出されるとこれらのホルモンが急に減り、プロラクチンの作用で乳汁分泌が始まります。
【選択肢別解説】
1:× ドパミンは視床下部から分泌され、下垂体からのプロラクチン分泌を抑制します。
乳汁分泌を促すホルモンではありません。
2:× エストロゲンは妊娠中に乳管の発達を促しますが、乳汁の分泌は抑制します。
分娩後の乳汁分泌に作用するホルモンではありません。
3:○ プロラクチンは下垂体前葉から分泌され、乳腺に作用して乳汁の産生と分泌を促します。
授乳時の乳頭への吸引刺激で分泌が高まります。
4:× プロゲステロンは妊娠中に乳腺の腺房の発達を促しますが、乳汁の分泌は抑制します。
分娩後の乳汁分泌に作用するホルモンではありません。
5:× ゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)は卵巣や精巣に作用するホルモンです。
乳汁の分泌には直接作用しません。
【ポイント】
乳汁の「産生」はプロラクチン(下垂体前葉)、乳汁の「射出」はオキシトシン(下垂体後葉)と区別します。