19歳の男性。
基礎疾患はない。
自転車エルゴメーターを用いた運動強度を次第に上昇させて運動終点まで運動負荷試験を行ったときの酸素摂取量の測定結果を図に示す。
全身持久力改善のために必要な運動負荷量(ワット)として正しいのはどれか。
正答3
解説
正解は3です。
前問と同じ運動負荷試験のグラフから、全身持久力の改善に必要な運動負荷量(ワット)を読む問題です。
持久力トレーニングでは、最大酸素摂取量の50〜70%程度(中等度)の強度を用いるのが一般的です。
【計算】
最大酸素摂取量は、グラフで頭打ちになった約3,500mL/分です。
その60%の強度は、3,500×0.6=2,100mL/分です。
グラフで酸素摂取量が約2,100mL/分になるのは、200ワット付近です。
【選択肢別解説】
1:× 50ワットでは酸素摂取量は約900mL/分で、最大の30%未満の軽い強度です。
2:× 100ワットでは約1,300mL/分で、最大の40%弱にとどまります。
3:○ 200ワットでは約2,100mL/分で、最大酸素摂取量の約60%に当たります。
有酸素運動の処方でよく用いる中等度の強度です。
4:× 300ワットでは約3,100mL/分で、最大の約90%と高強度になります。
5:× 350ワットは酸素摂取量が頭打ちになる最大負荷で、運動処方の強度としては高すぎます。
【ポイント】
持久力トレーニングは中等度の強度が基本で、体力の低い人ではより軽い強度から始めます。
グラフ問題では、まず最大値を読み、その割合に当たる酸素摂取量から運動負荷量を逆に読み取ります。