正答1
解説
正解は1です。
左片麻痺患者のベッドとポータブルトイレの配置を問う問題です。
図はベッドを上から見たもので、枕のある上側が頭側です。
背臥位の患者を上から見ると、患者の右側(健側)は図の左側になります。
片麻痺患者の移乗は、健側から起き上がり、健側の手足を使って短い距離で向きを変えるのが原則です。
【選択肢別解説】
1:○ ①は健側である右側(図の左側)の、端座位になったときの腰のすぐ横に、ベッドと平行に置いています。
健側の手でベッドや肘掛けを支えにし、健側の脚を軸に小さく向きを変えるだけで便座に座れます。
2:× ②は健側に置いていますが、便座がベッドに対して直角に向いています。
座るために体を大きく回す必要があり、転倒の危険が高くなります。
3:× ③は麻痺側である左側(図の右側)に置いています。
麻痺側への移乗は支えが利かず不安定です。
4:× ④は麻痺側である左側に置いています。
麻痺側から起き上がって移乗することになり、適切ではありません。
5:× ⑤は麻痺側で、しかも枕元に置いています。
端座位の位置から遠く、移乗の動線にも合いません。
【ポイント】
車椅子やポータブルトイレは、健側に、ベッドとの角度を小さくして近づけて置くのが基本です。
図の左右と患者の左右を取り違えないことが、この種の問題の要点です。