正答3
解説
正解は3です。
運動制御における小脳と大脳皮質の役割の違いを問う問題です。
小脳は、意図した運動と実際の運動のずれを検出し、経験をもとに運動を滑らかに修正する役割を持ちます。
【選択肢別解説】
1:× 一連の動作の企画は、主に補足運動野や運動前野などの大脳皮質の役割です。
2:× 運動プランの切り替えは、主に前頭前野や大脳基底核が担う働きです。
小脳の主な役割ではありません。
3:○ 記憶に基づく運動の修飾は小脳の役割です。
小脳は過去の運動の誤差を学習し、次の運動のタイミングや力の大きさを調整します。
4:× 視覚情報を運動指令に変換するのは、主に頭頂葉と運動前野の働きです。
5:× 自発的な行為のプログラミングは、主に補足運動野などの大脳皮質の働きです。
【ポイント】
小脳は運動学習の中枢で、障害されると測定障害や協調運動障害が起こります。
小脳性運動失調では、動作の企画はできても、それを滑らかに実行できなくなります。