正答5
解説
正解は5です。
記憶の分類と、作動記憶(ワーキングメモリー)の特徴を問う問題です。
作動記憶は、情報を一時的に保ちながら、同時にその情報を処理する働きを持つ記憶です。
【選択肢別解説】
1:× 作動記憶の保持時間は数日間ではなく、数秒から数十秒程度です。
数日以上保持される記憶は長期記憶です。
2:× 作動記憶は非宣言的記憶ではありません。
非宣言的記憶は長期記憶の一種で、手続き記憶などが含まれます。
3:× 技能の記憶として働くのは手続き記憶です。
自転車の乗り方など、体で覚える記憶です。
4:× 生活史の記憶として働くのはエピソード記憶です。
いつ、どこで何があったかという個人の出来事の記憶です。
5:○ 作動記憶は、情報の処理と保持を同時に行います。
暗算や会話の理解のように、情報を覚えておきながら作業する場面で働きます。
【ポイント】
作動記憶は前頭前野が中心となり、障害されると複数のことを同時にこなすことが難しくなります。
長期記憶は、宣言的記憶(エピソード記憶・意味記憶)と非宣言的記憶(手続き記憶など)に分かれます。