正答1
解説
正解は1です。
成人に対する一次救命処置(BLS)の手順を問う問題です。
JRC蘇生ガイドラインでは、質の高い胸骨圧迫を絶え間なく行い、AEDを早く使うことを重視しています。
【選択肢別解説】
1:○ 胸骨圧迫は、1分間に100〜120回のテンポで行います。
速すぎても遅すぎても、十分な血流が得られません。
2:× 胸骨圧迫は、胸が約5cm沈む強さで行い、6cmを超えないようにします。
1cm程度では弱すぎて、十分な血流を生み出せません。
3:× AEDによる電気ショックの後は、ただちに胸骨圧迫から心肺蘇生を再開します。
約2分ごとにAEDが心電図を解析するので、それまで胸骨圧迫を続けます。
4:× 人工呼吸は、1回約1秒かけて胸が上がる程度の吹き込みを2回行います。
続けて10回以上吹き込むと、胸骨圧迫が中断され、過換気にもなるので行いません。
5:× 電気ショックを与えるときは、救助者を含め誰も傷病者に触れていないことを確認します。
胸骨圧迫をしながらショックを与えると、救助者が感電する危険があります。
【ポイント】
成人のBLSは、胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の組合せを繰り返します。
胸骨圧迫の中断は最小限(10秒以内)にとどめます。