正答4
解説
正解は4です。
筋力増強トレーニングの効果を決める、負荷・頻度・特異性などの原則を問う問題です。
筋力は、筋肥大の前に、神経系の適応によっても増加します。
【選択肢別解説】
1:× 自動介助運動は、重力に抗して動かせない程度の弱い筋(徒手筋力テスト段階2前後)に有効です。
筋力に見合った負荷になれば、筋力増強の効果が得られます。
2:× トレーニング開始後数週間の筋力増加は、主に運動単位の動員増加などの神経系の適応によるものです。
筋肥大が生じる前から効果は得られます。
3:× 最大抵抗を用いても、月1回では頻度が少なすぎて効果は得られません。
一般に週2〜3回程度の頻度が必要です。
4:○ 等運動性運動では、トレーニングに用いた角速度の付近で最も大きく筋力が増加します。
これはトレーニングの特異性(速度特異性)と呼ばれる原則です。
5:× 最大筋力に対して極めて弱い負荷では、回数を増やしても筋力増強の効果はほとんど得られません。
過負荷の原則により、筋力増強には日常生活で使う以上の強さの負荷が必要です。
一般的なトレーニング指針では、最大挙上重量(1RM)の60〜70%以上の負荷が推奨されます。
【ポイント】
筋力増強の原則は、過負荷、特異性、漸増、継続、個別性です。
初期の筋力向上は神経系の適応、その後は筋肥大が主に寄与します。