正答2
解説
正解は2です。
図は「子供の頃、私は」「私はよく人から」「家の暮し」「私の失敗」という書き出しの短い文に、患者が続きの文章を書き込んだものです。
書き出しの後に下線があり、「空想の世界に浸っていました」「よく自分勝手だと言われていました」などと自由に記入されています。
このように未完成の文を完成させる形式の検査を選びます。
【選択肢別解説】
1:× HTP(House-tree-person test)は、家・木・人の絵を描いてもらう描画による投影法です。
文章を完成させる検査ではありません。
2:○ SCT(文章完成法検査)は、書き出しだけが示された文の続きを自由に書いてもらう投影法です。
図の形式と一致し、記入内容から性格や対人関係、家族関係などを推測します。
3:× MMPI(ミネソタ多面人格目録)は、多数の質問に「はい」「いいえ」で答える質問紙法の性格検査です。
文章を書き込む形式ではありません。
4:× P-Fスタディ(絵画欲求不満テスト)は、欲求不満が起こる場面の絵の吹き出しに、登場人物のせりふを書き込む投影法です。
絵を手がかりにする点が、図の形式と異なります。
5:× ASQ(Autism Screening Questionnaire)は、自閉症の特徴を保護者に質問してスクリーニングする質問紙です。
文章を完成させる検査ではありません。
【ポイント】
投影法には、SCT、P-Fスタディ、Rorschachテスト、HTP、TATなどがあり、質問紙法にはMMPI、Y-G性格検査などがあります。