正答1
解説
正解は1です。
パニック障害は、突然の強い動悸・息苦しさ・死の恐怖などのパニック発作を繰り返し、また発作が起こるのではという予期不安をもつ不安障害です。
治療には薬物療法と認知行動療法を用います。
【選択肢別解説】
1:○ パニック障害の薬物療法では、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などの抗うつ薬が第一選択です。
発作の予防と予期不安の軽減に効果があります。
2:× 抗精神病薬は、統合失調症の幻覚や妄想などに用いる薬です。
パニック障害の標準的な治療薬ではありません。
3:× 気分安定薬(リチウムなど)は、双極性障害の躁状態や再発予防に用いる薬です。
パニック障害の標準的な治療薬ではありません。
4:× 抗てんかん薬は、てんかん発作の予防に用いる薬です。
一部は双極性障害にも使いますが、パニック障害の標準的な治療薬ではありません。
5:× 中枢神経刺激薬は、注意欠如・多動症(ADHD)やナルコレプシーに用いる薬です。
不安を強めるおそれもあり、パニック障害には用いません。
【ポイント】
パニック障害には、抗うつ薬(SSRI)を中心に、即効性のあるベンゾジアゼピン系抗不安薬を補助的に用います。