正答3
解説
正解は3です。
続発性骨粗鬆症は、ほかの疾患や薬剤が原因となって骨量が減少するものです。
骨吸収を促すホルモンの過剰、炎症、薬剤(特に副腎皮質ステロイド)、不動などが主な原因です。
【選択肢別解説】
1:× 肥満は体重による骨への荷重が大きく、骨粗鬆症の危険因子ではありません。
むしろ低体重(やせ)が危険因子です。
2:× 副腎皮質ステロイドの過剰(Cushing症候群やステロイド薬の長期使用)は骨粗鬆症の原因になります。
ステロイドが不足する副腎不全は危険因子ではありません。
3:○ 関節リウマチでは、炎症性サイトカインによる骨吸収の亢進、治療に使うステロイド薬、活動量の低下が重なり、骨粗鬆症が起こりやすくなります。
4:× 甲状腺ホルモンが過剰な甲状腺機能亢進症では骨代謝が亢進し、骨粗鬆症の原因になります。
甲状腺機能低下症は危険因子ではありません。
5:× 副甲状腺ホルモンが過剰な副甲状腺機能亢進症では骨吸収が進み、骨粗鬆症の原因になります。
副甲状腺機能低下症は危険因子ではありません。
【ポイント】
続発性骨粗鬆症の原因は、内分泌性(甲状腺機能亢進症、副甲状腺機能亢進症、Cushing症候群)、薬剤性(ステロイド)、関節リウマチ、糖尿病、不動などと整理します。
内分泌疾患は「亢進症」の側が原因になる点がひっかけになりやすいところです。