正答4
解説
正解は4です。
関節可動域運動は、関節や周囲の軟部組織の柔軟性を保ち、可動域を維持・改善するための運動です。
他動運動・自動介助運動・自動運動のいずれの形でも行います。
【選択肢別解説】
1:× 関節可動域運動には、自動運動や自動介助運動も含まれます。
筋収縮を伴ってはならないという決まりはありません。
2:× 意識障害がある患者ほど自分で動けないため、拘縮が起こりやすくなります。
他動運動で関節可動域運動を行います。
3:× 関節可動域運動の目的は、関節の動きを保つことです。
運動麻痺の改善を主な目的とする運動ではありません。
4:○ 関節を動かすことで、関節包や筋の短縮を防ぎ、拘縮を予防または改善します。
これが関節可動域運動の主な目的です。
5:× 深部感覚障害があっても、関節可動域運動は行います。
ただし本人が関節の位置を感じにくいため、動かしすぎに注意して慎重に行います。
【ポイント】
関節可動域運動は、他動・自動介助・自動の3つの形で行い、意識障害や麻痺がある場合は他動運動が中心になります。
禁忌は、骨折部の不安定性、急性の炎症、深部静脈血栓症の疑いなどです。