正答2
解説
正解は2です。
集中治療室(ICU)でも、全身状態を確認しながら早期離床や呼吸理学療法を行います。
早期からのリハビリテーションは、筋力低下やせん妄、人工呼吸器の装着期間の短縮に役立ちます。
【選択肢別解説】
1:× ICUでも、基準を満たせば、座位・立位・歩行練習を段階的に行います。
安全面だけを理由に歩行練習を一律に行わないのは誤りです。
2:○ squeezingは、呼気に合わせて胸郭を圧迫し、呼気の流速を高めて痰を中枢の気道へ移動させる手技です。
吸気では圧迫を解除します。
3:× 30°程度の頭部挙上は、人工呼吸器関連肺炎や誤嚥の予防のため、早期から行うことが推奨されています。
全身状態が安定するまで待つものではありません。
4:× 総腓骨神経は、膝の外側で腓骨頭のすぐ後ろを走っています。
麻痺の予防には腓骨頭部の圧迫を避けることが重要です。
踵部の除圧は褥瘡の予防です。
5:× 体位排痰法では、痰がたまった肺区域を上にして、重力で痰を中枢の気道へ流します。
痰の貯留部位を下にすると、痰は排出されにくくなります。
【ポイント】
体位排痰法は「痰のある部位を上に」、squeezingは「呼気に合わせて圧迫」が原則です。
背臥位では、下側の肺の背側に痰がたまりやすくなります。