正答4
解説
正解は4です。
てんかんは、脳の神経細胞の過剰な興奮によって、てんかん発作を繰り返す慢性の脳の疾患です。
病因と発作の型によって分類され、薬物療法で多くの患者の発作が抑えられます。
【選択肢別解説】
1:× てんかんの発症には遺伝的な素因が関わる場合があります。
特発性てんかんの多くは、遺伝素因が背景にあると考えられています。
2:× 発作のときに必ず意識障害が起こるわけではありません。
意識が保たれたまま、手足のけいれんや感覚の異常が起こる焦点発作もあります。
3:× てんかんの発症率は小児期と高齢期に高く、高齢での発症は稀ではありません。
高齢者では脳卒中や認知症が原因になることが多いです。
4:○ てんかんは病因により、脳に明らかな病変がない特発性と、脳卒中や外傷などの病変による症候性に分けられます。
5:× 日本のてんかん患者は約100万人(人口の約0.8%)と推定されています。
約10万人ではありません。
【ポイント】
てんかんは、小児と高齢者に多く、高齢発症では脳卒中後のてんかんが代表的です。
けいれん発作の時は、周囲の危険物を除き、無理に口の中に物を入れずに見守ります。