正答4
解説
正解は4です。
排尿は、脳幹の排尿中枢と、交感神経・副交感神経・体性神経の協調で調節されます。
蓄尿期には交感神経が、排尿期には副交感神経が主に働きます。
【選択肢別解説】
1:× 脳の排尿中枢は延髄ではなく橋にあります(橋排尿中枢)。
脊髄の排尿中枢は仙髄(S2〜S4)にあります。
2:× 外尿道括約筋は随意筋で、体性神経の陰部神経(S2〜S4)が支配します。
下腹神経は交感神経です。
3:× 内尿道括約筋は平滑筋で、交感神経の下腹神経が支配します。
陰部神経支配ではありません。
4:○ 交感神経(下腹神経)が興奮すると、膀胱の排尿筋が弛緩し、内尿道括約筋が収縮して尿がためられます。
5:× 副交感神経(骨盤神経)は仙髄(S2〜S4)から出ます。
第11胸髄〜第2腰髄から出るのは交感神経です。
【ポイント】
「交感神経は蓄尿、副交感神経は排尿」と覚えます。
仙髄より上の脊髄損傷では、排尿筋と括約筋の協調が失われ、排尿筋括約筋協調不全が起こります。