正答4
解説
正解は4です。
関節リウマチの運動療法では、関節に負担をかけずに筋力と可動域を保つことが原則です。
病気の活動性や関節の破壊の程度に合わせて内容を調整します。
【選択肢別解説】
1:× 活動期でも、関節の拘縮を防ぐために可動域運動は行います。
痛みのない範囲で、愛護的に1日数回程度にとどめます。
2:× 環軸椎亜脱臼では、頸椎を動かすと脱臼が進み、脊髄を圧迫する危険があります。
頸椎の可動域運動、特に屈曲は避けます。
3:× 関節強直は、関節が骨性に固まって動かない状態です。
可動域運動を行っても可動域は回復しないため、適応ではありません。
4:○ 等尺性運動は、関節を動かさずに筋を収縮させる運動です。
関節への負担や炎症の悪化を抑えながら筋力を維持できるため、関節リウマチに適しています。
5:× ムチランス変形は、骨の高度な破壊と吸収で関節が不安定になった状態です。
他動運動を行うと、さらに関節を傷める危険があります。
【ポイント】
関節リウマチでは「等尺性運動で筋力維持」「痛みのない範囲での可動域運動」「関節保護」が基本です。
頸椎病変がある場合は、頸部の屈曲を避けることが重要です。