正答3
解説
正解は3です。
廃用症候群は、安静や不活動が続くことで心身のさまざまな機能が低下する状態です。
筋萎縮や関節拘縮だけでなく、循環器、呼吸器、精神機能などにも影響が及びます。
【選択肢別解説】
1:× 廃用症候群は年齢を問わず生じ、長期入院や安静を要する小児にもみられます。
2:× フレイルは加齢に伴って心身の予備能が低下し、要介護の手前にある状態を指します。
不活動による廃用症候群とは別の概念です。
3:○ 臥床が続くと循環血液量が減少し、圧受容器反射も鈍くなります。
そのため起き上がったときに血圧が保てず、起立性低血圧が起こります。
4:× 一次性サルコペニアは加齢そのものが原因の筋量・筋力低下です。
不活動による筋量低下は二次性サルコペニアに分類されます。
5:× 高齢者ほど予備能が小さいため、廃用症候群は速く進行し、回復にも時間がかかります。
【ポイント】
廃用症候群の代表的な症状は、筋萎縮、関節拘縮、骨萎縮、起立性低血圧、深部静脈血栓症、褥瘡、心肺機能の低下、精神機能の低下です。
予防の基本は早期離床です。