正答2
解説
正解は2です。
慢性腎臓病(CKD)は、蛋白尿などの腎障害か、推算糸球体濾過量(eGFR)60mL/分/1.73m²未満の状態が3か月以上続くものです。
重症度は原因、eGFRの区分、蛋白尿の区分を組み合わせて評価します。
【選択肢別解説】
1:× 慢性腎臓病は加齢とともに増え、高齢者に多い疾患です。
高血圧や糖尿病が主な原因です。
2:○ クレアチニンは筋肉のクレアチンが代謝されてできる物質で、血清値は筋量に影響されます。
筋量の少ない高齢者では値が低めに出て、腎機能を実際より良く見積もることがあります。
3:× 蛋白尿の評価には随時尿の尿蛋白・クレアチニン比のほか、24時間蓄尿も用いられます。
随時尿だけではありません。
4:× 適切な強度のレジスタンストレーニングは、筋量の維持や身体機能の改善に役立ち、慢性腎臓病の患者にも勧められます。
禁忌ではありません。
5:× eGFRの区分はG1、G2、G3a、G3b、G4、G5の6段階に分類されます。
4つの段階ではありません。
【ポイント】
クレアチニンは筋量の影響を受けるため、高齢者やサルコペニアのある人では、筋量の影響を受けにくいシスタチンCによるeGFRも参考にします。