正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
原発性骨粗鬆症は、閉経や加齢によって骨量が減り、骨の微細構造が劣化して骨折しやすくなった状態です。
ほかの病気や薬剤が原因の続発性骨粗鬆症とは区別します。
【選択肢別解説】
1:× 閉経後にエストロゲンが減少して骨吸収が亢進するため、女性に多い疾患です。
2:○ 骨代謝の盛んな海綿骨(椎体などの内部の網目状の骨)から骨量が減少します。
そのため海綿骨の多い椎体の圧迫骨折が起こりやすくなります。
3:○ 喫煙は骨密度を低下させ、骨折の危険を高める危険因子です。
過度の飲酒、やせ、運動不足、ステロイドの使用なども危険因子です。
4:× 原発性骨粗鬆症では、血清カルシウム値は通常正常に保たれます。
低カルシウム血症を伴う場合は、骨軟化症などほかの疾患を考えます。
5:× 骨折の好発部位は、椎体、大腿骨近位部、橈骨遠位端、上腕骨近位部です。
尺骨は好発部位ではありません。
【ポイント】
骨粗鬆症の骨折は、椎体(最多)、大腿骨近位部、橈骨遠位端、上腕骨近位部の4か所を押さえます。