正答4
解説
正解は4です。
心臓リハビリテーションでは、心血管疾患の再発予防のため、動脈硬化の危険因子を改善することが重要です。
有酸素運動は脂質異常、血圧、血糖、体重を改善する効果があります。
【選択肢別解説】
1:× 乳酸の蓄積は、嫌気性代謝閾値を超える強い運動で起こります。
疲労の原因になるため、有酸素運動を勧める理由にはなりません。
2:× 除脂肪体重(主に筋量)の増加は、主にレジスタンストレーニングの効果です。
有酸素運動を勧める主な理由ではありません。
3:× 継続した有酸素運動は、交感神経の活動を下げ、副交感神経の活動を高めます。
交感神経活動の亢進は心臓への負担を増やします。
4:○ 有酸素運動を続けると、動脈硬化を防ぐ働きをもつHDLコレステロールが増加します。
冠動脈疾患の再発予防につながるため、勧められる理由になります。
5:× 血中カテコラミンが大きく増えるのは高強度の運動です。
不整脈や血圧上昇の危険を高めるため、勧める理由にはなりません。
【ポイント】
有酸素運動の効果は、HDLコレステロールの増加、中性脂肪の減少、血圧の低下、インスリン感受性の改善です。
運動強度はAT(嫌気性代謝閾値)レベルを目安に設定します。