正答2
解説
正解は2です。
CPM(continuous passive motion:持続的他動運動)装置は、機械で関節をゆっくり持続的に他動運動させる装置です。
人工膝関節全置換術の術後に、関節可動域の改善、癒着の予防、腫脹や疼痛の軽減を目的として用いられます。
【選択肢別解説】
1:× CPMは他動運動なので筋は収縮せず、筋力増強の効果はありません。
目的は関節可動域の維持・改善です。
2:○ 疼痛に配慮しながら、屈曲角度を少しずつ大きくしていきます。
患者が耐えられる範囲で段階的に可動域を広げるのが基本です。
3:× 速い速度では疼痛や筋の防御性収縮が起こりやすくなります。
CPMはゆっくりした速度で行います。
4:× CPMは力を抜いた状態で他動的に動かす装置です。
装置の動きに抵抗すると目的が損なわれ、創部への負担も増えます。
5:× CPM装置のアーム長は、患者の大腿や下腿の長さに合わせて調整します。
関節の運動軸と装置の回転軸を一致させるためです。
【ポイント】
CPMは「他動・持続的・ゆっくり・段階的に角度を拡大」と覚えます。
装置の回転軸と膝関節の運動軸を合わせ、患者の下肢長に合わせて調整することが重要です。