正答3
解説
正解は3です。
筋収縮に使うATP(アデノシン三リン酸)は、ATP-CP系、解糖系、酸化系の3つの経路で再合成されます。
各経路の酸素の要否と特徴を区別します。
【選択肢別解説】
1:× ATPは筋内にごくわずかしか蓄えられず、数秒で使い切ります。
そのため常に再合成し続ける必要があります。
2:× TCA回路はミトコンドリアで行われる酸化系の過程です。
細胞質で行われる解糖系とは別の過程です。
3:○ 解糖系はブドウ糖を分解してATPを得る経路で、酸素を必要としません。
そのため無酸素性のエネルギー供給系に分類されます。
4:× 酸化系はミトコンドリアで酸素を使ってATPを大量に作る経路です。
無酸素性ではなく有酸素性のエネルギー供給系です。
5:× ATP-CP系はクレアチンリン酸を分解してATPを再合成する経路で、酸素を使いません。
有酸素性ではなく無酸素性のエネルギー供給系です。
【ポイント】
短時間の全力運動はATP-CP系、数十秒〜数分の運動は解糖系、長時間の持久運動は酸化系が主に働きます。