正答5
解説
正解は5です。
図では、検者が指の関節(指節)を患者の脛骨の前内側縁に当て、膝の下から足関節の方向へ強くこすりおろしています。
この刺激で母趾が背屈すれば陽性とする病的反射は Oppenheim 反射です。
いずれの選択肢も、母趾の背屈(Babinski 徴候と同じ反応)を錐体路障害のサインとしてみる反射で、刺激の加え方が異なります。
【選択肢別解説】
1:× Babinski 反射は、足底の外側縁を踵から足趾の方向へこする方法です。
脛骨をこする方法ではありません。
2:× Chaddock 反射は、外果の下方を後ろから前へこする方法です。
3:× Gonda 反射は、第4趾(または第4・5趾)をつまんで強く底屈させ、急に離す方法です。
4:× Gordon 反射は、腓腹筋(ふくらはぎ)を強くつかむ方法です。
5:○ Oppenheim 反射は、脛骨の前内側縁を上から下へ強くこすりおろす方法です。
図の刺激部位と方向が一致します。
【ポイント】
Babinski 反射の変法は「どこを刺激するか」で区別します。
足底外側は Babinski、外果下は Chaddock、脛骨内縁は Oppenheim、腓腹筋は Gordon、足趾は Gonda と整理しましょう。