正答2
解説
正解は2です。
日本の外傷性脊髄損傷は、近年、高齢化に伴って特徴が大きく変化しています。
高齢者が転倒によって頸髄を損傷する例が増えています。
【選択肢別解説】
1:× 外傷性脊髄損傷は、女性より男性に多くみられます。
2:○ 損傷の高さでは、頸髄損傷が胸腰髄損傷より多く、全体の大部分を占めます。
高齢者では、もともとある脊柱管の狭窄に軽い外傷が加わって頸髄を損傷する例が多くみられます。
3:× 受傷の原因で最も多いのは、交通事故ではなく転倒です。
交通事故による受傷の割合は、以前に比べて減少しています。
4:× 受傷者の年齢は、20歳代ではなく高齢者が最も多くなっています。
以前は若年者と高齢者の二峰性でしたが、現在は高齢者に偏っています。
5:× 頸髄損傷では、完全麻痺よりも不全麻痺の割合が高くなっています。
高齢者に多い中心性頸髄損傷は、骨傷のない不全麻痺の代表です。
【ポイント】
現在の日本の外傷性脊髄損傷は「高齢・男性・転倒・頸髄・不全麻痺」が多いと覚えましょう。