正答3
解説
正解は3です。
骨粗鬆症は、骨量の減少と骨質の劣化によって骨がもろくなり、骨折しやすくなる疾患です。
加齢や閉経に伴って起こる原発性と、ほかの病気や薬が原因で起こる続発性に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 骨粗鬆症は、男性より女性に多い疾患です。
閉経でエストロゲンが減ると骨吸収が進み、骨量が急速に減少するためです。
2:× 遺伝的要因も影響します。
両親の大腿骨近位部骨折の既往は、骨折の危険因子の一つとされています。
3:○ 骨粗鬆症の大部分は、閉経や加齢による原発性骨粗鬆症です。
ステロイドの使用や甲状腺機能亢進症などによる続発性骨粗鬆症より多くみられます。
4:× 骨粗鬆症による骨折で最も多いのは、大腿骨近位部骨折ではなく脊椎の椎体骨折です。
5:× 日本の骨粗鬆症の患者数は約100万人ではなく、約1,300万人と推計されています。
【ポイント】
骨粗鬆症による代表的な骨折は、椎体骨折・大腿骨近位部骨折・橈骨遠位端骨折・上腕骨近位端骨折です。
椎体骨折は自覚症状のないまま起こることも多く、身長の低下や円背の原因になります。