正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
血圧を上げるホルモンには、体液量を増やすもの、血管を収縮させるもの、血管の反応性を高めるものがあります。
副腎皮質から分泌される2つのホルモンが該当します。
【選択肢別解説】
1:○ アルドステロンは、腎臓の集合管でNa+の再吸収を促し、水も一緒に保持させます。
循環血液量が増えて血圧が上がります。
2:× インスリンは、細胞へのブドウ糖の取り込みを促し、血糖を下げるホルモンです。
昇圧作用をもつホルモンではありません。
3:× カルシトニンは甲状腺から分泌され、骨吸収を抑えて血中カルシウム濃度を下げます。
4:○ コルチゾールは、血管平滑筋のカテコールアミンへの反応性を高め、血管の緊張を保ちます。
過剰になるCushing症候群では高血圧がみられます。
5:× ソマトスタチンは、成長ホルモンやインスリン、グルカゴンの分泌を抑えるホルモンです。
昇圧作用はもちません。
【ポイント】
昇圧に働くのは、アルドステロン、コルチゾール、カテコールアミン、アンジオテンシンⅡ、バソプレシンです。
降圧に働くものとして心房性ナトリウム利尿ペプチドがあります。